■ ダニに関して
NHKの放送ガッテン(2019.11.13)で「くしゃみ鼻水鼻づまりとおさらば:徹底除去ワザSP」という番組がありました。
アレルギーの原因として一番が「花粉」次に「ハウスダスト」が上げられており、このハウスダストを取り除く徹底対策法を教えます、と云う番組のようでした。以下にその内容をまとめます。
その前に、番組内容一部がとてもおかしな内容でしたのでその要点だけを簡単に述べます。
●モーターヘッドの後引きで絨毯掛けすると吸引量が3.4倍ほど増える。
●吸引量が増えるのは「モーターヘッドに限る」と述べながら、ふとん専用ヘッドでも引き掛けが有効ですと云うものでした。
●ふとん掃除はふとん中のハウスダストをどれだけ吸えるか?がユーザーが唯一、一番気にすることで当然重要関心事です。
ユーザーはその関心事を前提にしてこの番組を聴いています。その前提で見るとふとん専用ヘッドでもウシロがけがよく取れるのだと勘違いさせられる番組でした。
ふとん中のハウスダストは立体吸引(3D吸引)出来るヘッドが必要不可欠です。ふとん専用ヘッドにその能力があるか?は当公式HPの実験映像【「深い立体3Dの吸込能力」】を見て下さい。一目瞭然です。では以下のガッテンの内容まとめをご覧下さい。
①ハウスダストには、皮膚のかけら、花粉、土砂、糸くず、ペットの毛、パンくずなどが含まれています。しかし当日のテーマは「ハウスダストアレルギー」で その第一原因が「ダニ」それを取り除く徹底対策法の紹介だというものでした。
②掃除機掛けで、カーペット、バスマット、座椅子、を吸い取り調査会社にて調べた結果、いずれにもアレルギーの原因物質が含まれる結果が出た。そこで徹底的に取り除こうと「ダニ対策グッズ(スプレー、燻製タイプなど)、」をお店で買い求め「マットは乾燥機」を使い施すもほとんど効果無し。
座椅子に至っては対策後はさらに悪い結果が出た。殺虫の後は掃除機がけをしないとこの様なさらに悪い結果を招く、ダニを殺すだけではダメだというお話です。
③アレルギーを引き起こすのは生きているダニではなく、ダニの体の中の「たんぱく質」やフンに含まれる「たんぱく質」であり、生きている時のフンおよび死んだあとの体の破片である。だからハウスダストアレルギー予防にはその原因を取り除く必要があり、そのために掃除機がけが大切だということでした。
④ここから掃除機がけの効率的なテクニックの話に移ります。掃除機メーカーの方は効率的かけ方を知っていますが、一般の多数の人は知りませんので学んで下さいと云うわけです。
⑤結論はモーターヘッドは前に「押し掛け」したときより、ウシロに「引き掛け」した時の方が良くハウスダストは吸引されます、どうですか?知っていましたか?こんなに違うのですよ。と下の写真の実験を見せて貰い視聴者に教えていただきました。
●概ね、以上ような内容でしたが
但し、これはモーターヘッドの場合に限るという事です。ブラシ回転が「被掃除機がけ材」に対してウシロに引くとその回転数が相対的観点から増す、ことに寄るだけのお話です。この事の説明も番組内でありました。
絨毯に掛ける場合などは有効なお話ですが、現実的には柔らかな布地のふとんやマットなどモーターヘッドが掛けられない場合が多くあります。
モーターヘッドの引き掛けで柔らかなふとんの布地を掛ければ、相当傷みが激しく新たな細かな塵埃を作り出します。噛み込みも考えられふとんに掛ける事は現実的ではありません。
番組ではその後、ふとんなどの掃除機掛けの映像が出ましたが、それはモーターヘッドではなくふとん専用ヘッドのものでした。
これでは番組前半の、モーターヘッドで「引きがけ」がダニ対策に「より良い」との説明が、視聴者にはふとん専用ヘッドでも引き掛けでして下さい、効果あります。との【説得】に変わってしまいますね。(モーターヘッドの場合に限った理由と矛盾します。)
上の棒グラフのような押し引きでの差はふとん専用ヘッドでは出ないでしょう。動かしやすいと言う意味で掛けやすくはなるでしょうが・・・
すなわちNHKという放送権威がある故に、【引き掛けがふとんヘッドもモーターヘッドと同じような効果が上がる】ような錯覚を視聴者の皆様が起こしかねない番組でした。アレルギー症状を緩和したい一心で掃除機掛けする人の心を顧みていただきたいものです。
過去にもダニの掃除機がけの大切さはこの番組で取り上げられましたが
私どもの立場からは、ミラクルジェット、MJ-Xなら一番最適な掃除機がけの出来るヘッドなのに、NHKはご存じないのか、それとも目的が別にあるのかな、と想いました。MJ-Xなら前後関係なく深い吸引、および回転ブラシで布を痛めるような事もなく噛み込まず、楽に滑らせることが出来るのに・・・。本当に視聴者の利益になる観点のお話が公共放送NHKにはしてほしいと願っています。
■ダニは50度以上で死にます。60度以上は即死します。その様な環境に置けばダニは退治出来ます。アレルギー対策はその死骸残骸を取り除く事が重要です。
そこで2015年7月22日放送の「NHK ためしてガッテン」でのお話を以下に載せますのでご参考になれば幸いです。
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知っておきたいダニの話
姿こそ目では見えないものの、日常生活で多くの人々の悩みのタネとなっている、
「見えざる敵」ダニ。
近年のアレルギー疾患患者数の増加はテレビなどマスコミでも何度も取り上げられ、
その対策の重要性がますます認識され始めてきました。
そんな厄介なダニについて、非常に分かりやすく有益な情報が紹介されていたTV番組が、
2015年7月22日放送の「NHK ためしてガッテン」。
「ダニはどこにいるの?」
「殺せるの?」
など、様々な情報を番組の画像を交えて当ページでご紹介させて頂きます。
ダニアレルギー患者が増加!
夏なのに、鼻水・くしゃみ・せきが出る…
これって、夏かぜ…!?
でもその原因、
もしかすると、これのせいかも知れません!
ダニの死骸やフンはアレルギーを引き起こす物質となり、
ダニアレルギー患者は年々増えております。
そこで実際に、慢性的な鼻水やくしゃみでお悩みの方々にお集まり頂き、
パッチテストを行った結果、
その中の実に7割の人にダニアレルギー反応がありました!
特に朝、起きた時の症状がひどいようですが、
中には夜も眠れない程、深刻な方もいらっしゃいました…
そこで、どのように対策をすればよいのか、番組が様々な実験を通して検証を行いました。
戦いで重要なのは、まず敵を知ること。
ダニは日本のような高温多湿の環境が大好きで、
最近では住宅環境の高気密化・高断熱化が進み、冬の季節でもダニが減らない、
世界でも有数のダニ汚染地域との事です。
日本では室内のダニと、室外のスギ花粉が環境アレルゲンの両横綱です。
特に7~8月にかけて大繁殖し、1日1個 卵を産むと言われます。
ダニによる鼻炎患者数は実に2900万人にものぼります。
ダニは4億年前から生息し、その種類は5万種類もあり、
南極、サハラ砂漠、深海などの過酷な環境でも生息し、非常に生命力が高い生物です。
そんなしぶといダニですが、「100%殺せる」と断言する人物が登場します。
兵庫県西宮市役所 環境衛生課 中田浩二さん です。
市民からダニの相談などをよく受けるそうです。
中田さんが新人だった30年前から、小児アレルギーの原因としてダニが注目され始めたそうです。
そこで、
ふとんたたきや掃除機など、様々な方法を試して、たどり着いた結論がこちら。
どんな方法で死滅するのか、放送の順番的に、のちほどご紹介されております!!
ダニの好きなダニスポットは!?
もうひとつ、敵を知る重要な情報として、
「ダニは家のどんな場所にいるのか?」が挙げられます。
そこで、番組が群馬県のあるお宅を訪問し、検証しました。
奥さまが中学生の時からのダニアレルギー持ちなので、
●週に一度、布団カバーやタオルケットなどを洗う
●敷きふとんは晴れた日に干す
など、人一倍気を遣っていたのに…
ショックなことに、小さなお子様がダニアレルギーになってしまったそうです。
そこで、このお方がそのお宅を訪問調査しました。
吉川さんは1億匹のダニを飼育しながら研究を続けるスペシャリストです。
ではダニはどこにいるのか?
いそうな場所を掃除して、1平方メートルあたりのダニの数を調査した結果、
やはりふとんが最も多い結果となりました。(全体的に普通のご家庭よりは少なかったそうです)
多かったのはヒョウヒダニで、
名前通り、人間の表皮(フケやアカ)が大好物です。
さらにヒョウヒダニが増えることで、そのヒョウヒダニをエサとして食べるツメダニも
増えてしまいます。
また、人が寝返りを打つと、
ダニの死骸やフンが大量に舞い、これを吸う事でアレルギーの原因となるのです。
ふとん掃除は本当に重要なアレルギー対策と、再認識いたしました。
ダニ撃退実験!
では、ふとんの中にいる生きたダニはどうすれば撃退出来るのか?
前出の中田さんに頼る前に、まずは番組がふとんに生きたダニ3000匹を付けて、
いろいろな実験に挑戦しました。
しかしその結果は、惨敗。
●水攻め…洗濯機で洗ったが、毛布の奥にダニが生きており、20%ほどしか落ちませんでした。
●日光攻め…ベランダで天日干しをし、30分ほどでふとんの表面温度は35℃ほどになりましたが、
ダニは暑さから逃れようとして奥に逃げてしまい、4時間干してもほぼ100%生きていました。
ポピュラーな方法ですが、ダニにとっては、日光浴程度だったのでしょうか…。
●冷却攻め…マイナス13℃の場所に24時間置きましたが、効果なし。
●紫外線攻め…4時間連続照射しましたが、効果なし。
ふとん掃除機にもよく付いている機能なのですが…。
●乾燥攻め…湿度0%の状態で圧縮されたふとんのようにペチャンコになり動かなくなりましたが、
通常の湿度に戻すと復活してしまい、これも効果なし。
*湿度60%以下で活動を止めるので、繁殖を防止するのには良いかも知れないとの事です。
さらにはこんな実験までしましたが…
●真空攻め…宇宙に連れて行き、真空状態にしましたが、30分間空気のない状態でも生きていました。
ダニの生命力は本当に恐るべし!
●そして掃除機ですが、
カーペットで実験したところ、吸い込んだのは表面の死骸やフンで、
生きたダニはカギ状の脚でしがみつくため、
普通の回転ブラシ式ヘッドの掃除機ではなかなか吸う事が出来ません。
しかし補足として、
MJXは独自の構造により、特にじゅうたんやふとんの奥深くまでしっかり空気を通し、
奥深くから強力に吸い上げる事が出来ます。強い吸引なのに楽に動かせる不思議を実現した唯一のヘッドです。【特許製品】
ここでご紹介!ダニを死滅させる方法
…さて様々な実験でも死ななかった生きたダニですが、いよいよここで、
前出の中田さんによる、生きたダニを死滅させる方法が4つ紹介されました。
●衣類乾燥機
30分~1時間ほど回します。
ポイントは「50℃以上の熱」です。
フライパン上で生きたダニを熱する実験も行われ、50℃以上で全く動かなくなりました。
(ダニの体を構成するタンパク質の変性によるものとの事です)
ふとん干しの35℃程度ではダメだったんですね。。
●コインランドリー
衣類乾燥機のないご家庭の場合、コインランドリーでも可です。(55℃以上になるので有効)
●ふとん乾燥機
1時間以上当てます。
ただし、使い方にコツがあります!
通常の使い方では、乾燥機が当たっていない部分(赤丸部分)がダニの逃げ場になります。
そこで、ふとんに対して垂直に置き、
両サイドをたたんで全体が当たるようにして、
掛けふとんで覆うとすみずみまで50℃以上になります!
*ウール素材などには向きませんので、取扱説明書をよくお読み下さいとの事です。
●炎天下の車内
(70℃以上になると言われます!)
2時間程度でひっくり返すと、すみずみまで50℃以上になり有効です。
*やけどにご注意下さい。
*路上駐車はおやめ下さい。
または大きなビニール袋にふとんを入れて、ゴムで密封して両面1時間ずつ天日干しするという
方法もあるようです。
このように、ダニは50℃以上の熱に弱いという弱点を衝いた方法が紹介されておりました。
特に7月~8月にかけて最も繁殖するため、この時期にしっかり死滅させると良いようです。
…さて、ここからが重要です。
ダニは死滅させるだけでは、ふとん等の中に死骸が残ったままになり、
その死骸やフンは、やがてアレルゲン物質となってしまいます。
だから…
そうです、「死滅させたら、吸って除去」してこそ、目的完遂なのです。
そのためには、やはりこの方法がベストです。
「掃除機がけ」
そこで、ふとんの掃除機がけの方法を、
アレルギー専門クリニックの院長である西岡 謙二さんがご紹介。
使用するツールはもちろん、ふとん専用ノズル。
が、しかし…!!
当サイトでも度々述べている事ですが、
掃除機の吸引力はヘッド(吸い口)の構造が肝心なのです。
一般的なふとんノズルやふとん専用掃除機で、果たしてふとんの奥深くに残ったダニの死骸や
フンを、きちんと吸っているのでしょうか……?
ふとん専用ヘッドにその能力があるか?は当公式HPの実験映像【「深い立体3Dの吸込能力」】を見て下さい。一目瞭然です。
つまり、フトン掃除とは、
このような板挟みの状態なのです。
また、回転ブラシでダニなどを掻きだすのは、フトンの繊維を傷めないの?という点も気になります。
ここで問われるのは、「フトンに貼りつかずに、かつ奥深くから強力に吸い上げる吸引力」です。
その目的を果たす最適ツールとして、MJXの独自の構造が選ばれております!
百聞は一見に如かず!ふとんにはぜひとも深い3D立体吸引の不思議を実現したMJ-Xをお試し下さい。!
まとめ
ダニは50℃以上の熱で死滅させ、死滅させたら吸って除去する。
またはMJXのように、強力な吸引力で、生きたダニをも強力に吸い上げる事も有効です。
また、枕にも多くのダニが生息し、口や鼻に近い分 アレルゲン物質になりやすいので、
枕とその周辺もしっかり掃除すると良いようです。
*長期間の保存も要注意(来客用ふとんや季節ふとん)
人のフケやアカをそのままにしておくと、中に残ったダニは繁殖を続けます。
1年ぶりに出す夏ふとんや、久々に出す来客用ふとんでダニにかまれまくった…。。
このようなご経験のある方も多いのではないでしょうか?
長期保存する前に、必ず上記方法を行って下さい。
このサイクルの繰り返しで、快適に過ごしてみませんか?